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近隣行事・交流録


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ウイナーズ倶楽部全国大会 パネルディスカッション

6月16日13時30分より池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマートビル5階
「コンファレンスルーム」にて、ウイナーズ倶楽部全国大会が行われ、15時30分より、
下記の社長さんたちのパネルディスカッションが行われました。


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□自己紹介
株式会社新日本エステート 鳥海社長
この席に自分が居るのも不思議なぐらいです。
しかし、選ばれたからには頑張ります。

小浜土地開発 大八木社長
茅ヶ崎で不動産業をやっています。今は20%ぐらいに買い取り物件を
下げて販売しています。市況は戻ったと思われていますが、私は
まだ戻っていないと感じています。

株式会社チヨダコーポレーション 山田社長
横浜で賃貸の仕事を中心にやっています。うちは不況にすっかり負けています。
柳の如く不況に流されながらやっています。リーマンショック以来10月までは
関係ありませんでした。しかし、11月には客足が半減。上岡店を閉鎖。
今回はノーコメントです。

株式会社ワイスプランニング 山崎社長
福岡市に4拠点を置いて40%売買、50%が物件管理、10%が開発業をやっています。
中小企業の不動産屋には影響はありません。また、空室は3~4%増えています。
しかし、管理戸数は増えています。だからPMがいい会社に集まるな!と感じています。

緑都開発株式会社 小松社長
山口県下関市は人口288,000人。新幹線が通過する町。
サブプライムローンは全く関係ありません。バブルがはじけた頃は、地価が
7年ほど上がっていました。かえって良くなるのではと、期待しています。
売買仲介2億 購入して再販が2億 管理が3200万円 賃貸業が3300万円。
従業員30名。

そして、下記の質疑にお答えいただきました。

□売り上げを安定させる工夫は何ですか?
答:鳥海社長
チラシを充実させる。
モニターさんを使い売却受託物件を増やしていく。
管理物件個数を増やすために提案を行っている。

答:山崎社長
既存の物件オーナーさんと管理物件のオーナーさんへの
勉強会を始め、管理物件のオーナーさんの事情がよくわかるようになった。
銀行の行員さんとの勉強会も始めた。勉強会と懇親会をしている。
行員さんからの紹介も出てきた。あまり、行員さんは勉強してないことがわかった。

答:小松社長
市外の方が市内の土地を売っていることがわかった。
また、保険は自動車を辞めて住宅を促進した。285万円の収入が上がった。
ローンの事務手数料を提示している。384万円上がった。
10人の営業マン13人に増えた分180万円/1人→160万円/1人
成約件数も3.2件/1人→3件/1人になった。
反響は減ったのに、ローン事務手数料や保険がその変わりになっている。


□社員教育はどのようなことをしているのですか?
答:山田社長
特別な工夫をしていないが、主任にして給与を1万円上げ、業績が悪くなり
主任でなくなっても給与は下げない。また、ウイナーズクラブの様な、
社長さんが勉強する会合に出すと、社員のレベルが上がって返ってくると感じている。

答:大八木社長
売上はスケルトンに見せている。目標売上は、社長と経理で綿密に打ち合わせして決める。
マイレージ制10000マイルは5日の休暇と3万円の報奨金を出している。
お客様へハガキを送ると3マイルといった感じにしている。

答:山崎社長
社員は家族のように扱っている。起業理念を大切にしている。給与は固定制。
全員参加型のコンパを催している。20~25名が社員全員の参加。
社員全員の出社日について設定。顧客獲得の絶対数で社員を評価している。


□経費削減の取り組みについて
答:鳥海社長
ネットで効果を取るためには、費用がかかると感じている。少数精鋭が一番。
不必要な借り入れは避ける。今は、自社ビルのローンだけ。無駄なリースは
貯金を取り崩しても完済。

答:小松社長
小口現金が営業から来て、経理が毎日やっている仕事が増える。
それを、一定金額を3万円を渡し、月で清算。経理の手間が省けた。

答:山田社長
リース契約はしない。その代り定期積金をする。ばかばかしい手間だが
お金が残ってくる。行員さんがタダで集金に来てくれて、お金が貯まるのはいい。


□もし売上が半減したら、どうしますか?
答:山崎社長
役員報酬を減らし、残ってほしい人にその旨を伝える。

答:鳥海社長
内部留保をしておくことが大切。従業員を守ってあげられない会社はダメ。
また、営業所を撤退。給与を70%で頑張ってもらうようお願いする。

答:山田社長
売上が半分という事は、顧客数も半減するので、社員も半分にする。

答:大八木社長
今までにもそのような事があった。分譲依存を他の仕事に分散して対処する。

答:小松社長
常にそんな事を考えている。会社の資産を売却。役員報酬を下げる。
社員の理解を促す。一致団結する努力をする。


□これをやっていたから良かった事は何ですか?
答:山崎社長
賃貸経営管理士の勉強をしていて良かった。これは、不動産業をやるには
不可欠な資格だった。この資格を取って管理物件個数が増えた。覚えて損はしない。
誠和塾(稲森和夫社長)で7年勉強して経営理念を学んだ。

答:小松社長
でかい看板。縦6~7m横4mの看板で、一般の方がでかい会社だな~と
勘違いしてくれる。知り合いも「良く看板を見る!」と言ってくれる。

答:鳥海社長
管理看板。飛び出し注意看板が地域貢献で役立っている。建売を辞めて
仲介オンリーでやるようになって良かった。

答:大八木社長
地域へ畳1枚分の看板200本。社員教育を続けている。

答:山田社長
オーナーさんへ、借り上げのDMをやり続けて反響が上がって来ている。
1年ぐらいは、何も反響が無かった。


今後取り組んでみたいことは何ですか?
答:鳥海社長
支店ができたので、その地域に看板を付けていく。社内のスリム化と
システム化をしている。サンキュウレターを社長から引き渡しと入居時に送っている。

答:大八木社長
10年以内に社長交代をしたい。決算書を見せるとなり手が無くなるので、
誰でも社長ができる会社にしたい。インターネットの充実。
携帯で見れるページの作成。

答:山田社長
仲介依頼書をファックスで送ってもらう。その客へいかに営業していくか?を
目標にしたい。貸主になって賃貸契約をしていきたい。

答:山崎社長
オーナーさんの財産の将来にわたる経営計画。
きちっとした提案ができる会社になりたい。

答:小松社長
給与制度や業務整理をやり、社員へ提示。これをもとに、社員教育を行っていく。


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パネラーの皆さんに、真剣にお答えいただきました。
聞いている私も勉強になる話ばかり!

このようなパネルディスカッションであれば、ぜひ継続してほしいですね!
 


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