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STEP UP 20


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伝統は人が創る。ブランドの強さはこうして作る!株式会社ふくや(1999年)

4月9日朝7時より、フォーバル福岡支店会議室にて、
ステップアップ20が行われました。

この日の「DO IT!」は、「伝統は人が創る。
ブランドの強さはこうして作る!株式会社ふくや」
でした。


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朝鮮から引き上げて、福岡で販売を始めた
「ふくや」の創業者 川原俊夫さんがむこうで
食べた惣菜の味を再現したのが「明太子」の
はじまり。

日本人に合う味を求め、試行錯誤を重ねた後、
明太子はヒット商品になった。最初はあまり
売れなかった明太子。しかし、新幹線の整備
などで明太子は知名度を上げ、売れて行った。


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厳選されたチェックの後、パック詰めをする。
商品の品質を保つ為、衛生面には最善を
尽くしている。生ものなので、原料段階で悪い
菌がついてないようにする為、高い検査をして
いる。川原社長が、ふくやの100年後を考え、
社員に話した。その時、製造からキチンとした
事をしていると表示する為に、ISOを取った。

ふくやは、ご来店頂いたお客様に、お茶の
サービスをしている。店員さんは、お客様に
満足して頂いているかどうかをいつも考え、
対応していると言う。店頭でアンケートを
取ってみた。その中で、「店員の対応は
いかがですか?」という設問に「良い」と
書いている方は、皆「味は美味しい。
価格は安い」と回答してくれているが
「悪い」と回答している方は、「味は普通、
価格は高い」と答えている。

店員さんは、「お客様が商品をお買いに
ならなくても、笑ってお帰りになる店舗を
めざしている。」と言う。もちろん、待ちの
体制では無く、攻めで対応。ふくやのファン
作りを社員全員で考え行動している。
お客様の声を書いてもらう様にしている。
その声は注目し、お客様対応について、
いつも気を付けている。

苦情やお問い合わせは、キチンと対応する。
アンケート結果が一番大事。ふくやアンケートが
かえって来なくなったら、危ない。客様の声を
大事にしている。それが、ふくや発展の一番の
ことなのだ。


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「ふくやはどんな会社ですか?」という質問に
「男性女性関係なく、思いっきりやらせて頂ける
会社です。」と答える。やる気がみなぎった回答
だった。どうしてそんな風土を培われたのか?
研修の参加は自分の為。地域行事に参加する事で
一人前。その中で、役をもらうことで、社会貢献が
できる。それは、名誉なことなのだと決めている。
それもふくやの社員さんが元気な秘訣なのだろう。


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