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ベンチャーの成長に欠かせない経営の基本 総合メディカル株式会社 小山田 浩定 会長 前編

8月2日19時30分からIPホテル2階宴会場にて
博多経友会が開かれました。

本日の講師は、総合メディカル株式会社 小山田
浩定会長でした。


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小山田会長は、宮崎県都城市出身。
福岡の製薬会社に入社しました。
仕事には熱心に取り組み、業績は伸びる一方でした。
二人目の子供が生まれた時に、辞めようと決心し、
8年か9年で辞めてしまいました。

卸し屋さんが仕事をしやすい様にすれば良いのではと
考え独立。わずかな資金で始めてみたものの、あっと
いう間に閉めることになりました。

子供が病気にかかりましたが、健康保険にも入って
いませんでした。悪いことは重なるもので、泥棒にも
入られました。

新聞広告で知った、東京から進出してきた医療機械の
リース会社に就職しました。みるみる業績が良くなって
いきました。そして、大阪支店に移動。しかし、販売方法に
問題がありました。これはヤバイな~と思っていたところ、
福岡に呼び戻されました。

銀行へ借入を申し込む時に、決算書を見たのですが、
内容がおかしかったのです。小山田会長は、株主総会で
「おかしいのではないか!」と意見をしました。

そして社長にも話に行くことになりました。そこで社長に
「非常勤になったらどうですか?」と言ったのです。

そんなある日、小山田会長は、社長に呼び出されました。
詐欺に遭ったというのです。当時、融資高の高い銀行に
「会社はどうなんですか?」と聞きに行きました。

経営陣はどんどん首を切られました。そして、小山田会長も
37才で辞めました。そして、5人の社員が付いてきてくれて、
2600万円の借入で会社を始めました。

現在の事務所の場所である、福岡の天神センタービルに
事務所を構えました。最初に心がけたのは、損得では
判断しない。大きな判断の時には、取引先等いろんな方に
参加頂き判断することを決めました。おねだり営業はしないし、
ごり押しもしない。


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リース会社の営業は、機械会社に行けばいくらでもありましたが、
機械屋さんが来るような仕事をしようと決めました。

出資してくれる方も見つかり、大きな金額では、1000万円を
出資してくれる方まで出て来ました。しかし、200万円を上限
にして出資してもらいました。上場した時には、この出資して
頂いたお医者さんには、感謝されました。

現在は、経常利益40億。純資産174億円。ほとんど無借金な
会社です。 
 

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