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チャンスもやり直しも1年365回あり ジャパンネットワークグループ 齊藤一真社長

3月3日19時30分より、博多経友会が、
IPホテル(旧東京第一ホテル)で行なわれました。

講師は、ジャパンネットワークグループ 齊藤一真(さいとうかずま)氏で
テーマは「チャンスもやり直しも1年365回あり」です。


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齊藤社長は、高校の時、学校も行かず、自動二輪が好きで、
毎日遊び回っていた。悪ガキで手をこまねいていた父親は、
息子を厚生させたいと考え、自衛隊の友人に頼んだ。
ある時、齊藤社長はジープの人たちから拉致され、
自衛隊の中部連絡所につれていかれた。
そして、簡単な試験を受けて合格した。採用になり就職する様に
すすめられたが、考えたあげく辞めた。

次は消防署を受けるように勧められ、試験を受けた。
試験は「彼女は居ますか?」というような簡単なもので、あっさり合格した。
自衛隊の時とは別で、消防には興味があった。

レスキュー隊に入り、15mのロープを手の力だけで上がったり、
階段を逆立ちでのぼったり、すべて「根性でやれ!」と言われ、
いつも「くそー!」と思っていた。
しかし、齊藤社長は頑張った。
片手懸垂ができないと、隊に居ることはできない。
レスキュー隊員は本当に苛酷で体力のいる仕事。

その中で、隊員の大会に出ることを志願した。
ただでさえ体力勝負の仕事なのに、大会に出るとなれば
もっと過酷な練習があり、体はあっという間にボロボロ。
しかし、市大会、県大会の試合があり、県一位を目指した。
休みの日は、県で一番の人の練習を見に行き、その人に負けない訓練をした。
練習に訓練をしつづけ、効率のいい筋肉を付け試合に臨んだ。
なんと、斎藤社長は、県1位の隊員に勝った。
そのころ、56キロの体重で、70キロのバーベルを簡単に上げていた。
片手懸垂ができるようになっていた。

県大会は優勝!
しかし、全国大会には行かず、なぜか今度は、ウインドサーフィンの大会へ。
毎週休みは、海・海・海!ウインドサーフィンで、全国大会へ行った。
その反動で、また消防の全国大会へ出たくなり、練習を重ねた。
練習がきつくて、腰の骨が1センチずれていた事も・・・。
過酷な練習について行けず、一緒にやってくれていた先輩が引退し、
そこで、大会への挑戦は終わった。

斎藤社長の奥さんは、化粧品を販売していた。
いろんな人が訪れて、どんどん買っていく所に、消防とは違う魅力を感じ、
消防署を辞めて化粧品にハマっていった。
メーカーで一番の会社に、ノウハウを教えてもらい、卸を始めた。
あっという間に、月に一人で1200万円もの売り上げを上げるようになった。
福岡県でも1番になり、年間4億の売り上げを上げるようになった。
化粧品には「なくならない需要」があると考え、どんどん販売していった。

しかし、ある時、女性ばかりの仕事に飽き、男と仕事をしたくなった。

そして、携帯の便利さに惚れた。
セルラーをやり、その後デジタルツーカーが始まり、
これはいい!面白い!と思った。
人口全部を相手に仕事ができると感じ、夢が膨らんだ。

最初、携帯会社では、各代理店に与えられた地域が決まっていて、
正規ショップとして認められなかった。
しかし「福岡で一番販売していれば、必ず認めてくれるだろう」という信念のもと、
ずーっと一番多く携帯を販売していった。
メーカーから実績を認められ、4坪のショップを空港近くに出す事になった。
その後、唐津に1店舗。やっと、地元の飯塚で出すことになった。
待ちの営業方法をとるショップと違い、斎藤社長は出て行く戦法をとった。
量販店(ベスト電器、ヨドバシのようなところ)との付き合い方も考えた。
理由は「量販店は、故障に弱い」からだ。
「何かあったら、相談してください。」と言って頭を下げて回った。
量販店の社員は、クレームがめんどくさいので、代理店であった斎藤社長の会社へ
お客様を回すようになった。
不思議なことに、うるさいお客様は新規も回してきた。
その実績で、九州NO.1の会社になった。

そして、ある時、孫正義に会いたいと思った。
ソフトバンクの責任者には「ソフトバンク携帯の代理店として、どことも違う、
ダントツのショップになって下さい。」と言われた。
孫さんに会いたくて、ダントツを目指した。

そうした努力が実り、ある時、全国の代理店の中から選ばれ、孫さんからホテルに呼ばれた。
孫さんから「力を貸してくれませんか?」と言われ、今までの6倍速で店舗を増やして行った。
店舗を出すのは、への河童!
ピンチは、チャンス!やった事のないことをやってきた。
その時に「チャンスは、ピンチが無いとやってこないこと」に気づいた。

365日24時間、社長は毎日仕事のことだけ考える。これが大切。
刺激が大事。人の出会い。人との縁はとっても大事にしている。
いろんなところで感性は磨かれている。感動は”感じて、動く”と書く。
感じたら、即動くことが大切。
”感動”=”感即動”なんだ!
常に燃えて戦う。
今も、日々真剣(マジ)に仕事に取り組んで、頑張っている。
限界はない。「出来る!」と社員には、言っている。
社員は、もう何があっても動じない。
ジャパンネットワークは現在、全国展開をしている。


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心のこもった素晴らしい講演を頂き、齊藤社長ありがとうございました。

来月の第81回 博多経友会例会は、2009年 4月7日(火)19:30 より
IPホテル福岡(旧:東京第一ホテル)で行なわれます。
講師は、有限会社ウィズ 代表 宮崎弥生(みやざきやよい)氏です。
ぜひ、ご参加下さい。


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