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10人足らずの小さな会社を西日本No1に育てた経営を支える人生観 株式会社キシヤ 末石蔵八会長 前編

1月10日19時30分より、IPホテルにて博多経友会
が行われました。

この日の講師は、株式会社キシヤ 末石蔵八会長で、
演題は「10人足らずの小さな会社を西日本No1に
育てた経営を支える人生観」でした。


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末石会長は64歳。しかし「いつも未熟。新米である」と
思っています。いつも奥さんから怒られるそうです。

しかし、学んだことを伝えることはできます。
知識を見識に、そして観識に返る事。

明治43年の創業。一昨年100年を迎えました。
「キシヤ」は地域の名前だそうです。

ぜひ、うちに入ってくれと説得され、しかし自分で
決めてこの会社に入りました。入ったからには!と、
がむしゃらに働きました。

九大病院へも営業に行きました。しかし、従前の医療
機器商社がありました。しかし、勝てるものはフット
ワークしかありません。商品の納品のスピード、修理の
スピードを、誰よりも早くすることをモットーにしていました。

それだけでは、まだまだ!病院の関係者の方には、
1日4回通っていた。年度末の日曜祭日の朝から夜まで、
病院の仕事の手伝いをしていました。そのおかげで、
仕事の発注を受けました。

それ以外にも、発注の時期や予算組の仕方の情報を、
どこよりも早く察知して応対しました。先生方には、
「早めに検討をされた方が良いですよ!」とご提案を
差し上げていきました。

予算申請に際しても、弊社の商品の発注が断然多くなって
いきました。「一社に偏るのは…」と言う方もいました。
しかし、皆さんの喜んでもらえる商品の紹介をしていると
考えていましたので、自信を持って紹介していました。

予算組の金額もある程度把握し、病棟でどうしても必要な
ものをできるだけ早く紹介し、予算組の中に入れていきま
した。常に相手の立場に立って、仕事に臨みました。

同じ感覚に努めたこと。出会いを大切にして行ったこと。

定年退官された方には見向きもしない方が多いです。
手のひらを返したような態度を取ることは、絶対にしません。
嫌いな方にも、できるだけ近づいていくこと。
明るく笑顔で挨拶をすること。


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仕事の本質とは、人の役に立つこと、人の役に立つものを
作ること。本当に人の役に立つことをやっているかを、いつも
考え行動することです。企業の本質とは、社員及び社員の
家族の幸せを約束することと、社会貢献をしなければなりません。

人生も仕事の生き方もイコールである。

考え方×熱意×能力である。

ライブドアの堀江社長は、どうしてダメだったのでしょうか?
それは、考え方がダメだったからです。

能力は人によって差があります。しかし、能力が負けて
いても熱意を持てばよいのです。熱意をもって臨んでのれば、
能力が高まってくるのです。能力が人より低くても、何も
問題ありません。熱意があれば、能力はどんどん上がって
いるのです。

そして、人生の目的を明確に持つことです。
30歳までには、40歳までには、50歳までには…と明確に
持ちましょう。そして、120歳まで生きましょう!

健康管理を気を付けてください。体のことに敏感になって
ください。命の尊さを感じて生きてほしいのです。
 

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