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開業4年。大阪北新地に4店舗の凄腕ママ 後編

このブログは「開業4年。大阪北新地に4店舗の凄腕ママ 前編
の続きになります。

店で1番の売れっ子ホステスから学ぶ
悪戦苦闘の毎日だった。しかし、直美さんは売り上げを
伸ばす方法が見つけた。それは、お店で一番の売れっ子
ホステスの真似をすること。
その娘は20歳。直美さんより、17歳も若かった。

この際、直美さんには、年齢の差などどうでも良かった。
いろんな事を聞いた。ラッキーなことに、その娘は親切に
教えてくれた。
お客様へのメールの仕方。
電話のかけ方。
手紙の書き方。
会話術は、彼女がお客様と話すのを、耳をダンボの
ようにして聞いた。聞くと言うと聞こえが良いが、
盗んでいったのだ。休日も一緒に行動した。彼女の
全てを真似していった。


ホステスの極意
そして彼女の会話を聞いているうちに気づいたことがある。
それは「相手(お客様)の気持ちを理解すること」だった。

ホステスの仕事はここにあると確信した。

お客様、特に男性はその場の立場等によって、口で言って
いることと、心に思っていることが違う場合がよくある。
それを読み取ることが大切であるということ。
いつも相手の気持ちを考えるということが、この仕事には
とても重要であることがわかった。

これこそ、ホステスの極意なのだ。

私達ホステスがそうすることで、お客様は店に楽しみに
来てくれる。また、明日の仕事の活力になるのだと
読み取った。


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夕食はお客様と毎日一緒。そこがビジネスチャンス
また、夕食は毎日お客さんと一緒だった。北新地の
近くの飲食店に限らずどこにでも行っていた。
もちろん食事の後は、お店へ同伴してもらうことが
目的。しかし、直美さんは同伴を強要しなかった。
誰でも夜ごはんは食べる。その時間を、仕事に有効
活用できと思いつき、行動していた。なお且つ、
お勘定は先方負担。ホステス側は時間の提供をする
のみ。お金もかからない。こう考えると、ホステスに
とって夕食を一緒に取ることは、良いものも食べ
られて、費用も負担することがない、大きなビジネス
チャンスなのだ。

お客様が同伴出来ない時でも、直美さんは食事だけ
行っていた。その時に店へ来てくれなくても、一緒に
食事をしたことを覚えていてくれて、いつか来てくれる
ものとわかっていたからだ。


単身赴任者へはお弁当
お客様の喜ぶことは、何でもやっていた。

例えば、娘のピアノ発表会があり、そのチケットを
販売しなければならないお客様が居れば、一緒に
なって販売し協力する。

単身赴任者は、お店に毎日来て頂けるお得意様。そんな
お客様へは、手作り弁当持参でローカルな場所に
(大阪でもあまり知られていない場所をチョイスして)
連れて行った。今では、お客様に北新地の母と呼ばれている。


4年間のホステス生活は楽しかった。
やってみて仕事ができるようになると、こんなに素晴らしい
世界はない。日本を動かす、いろいろな人達と出会える。

東京の銀座
最初の店で2年。次は6ヶ月。そして、老舗クラブ「有馬」で
働くことになった。ここで働いたことが、自分でお店をやる
きっかけになった。ホステスは8年やった。


100801-01.jpg


現在の夢は、全国の歓楽街に小さくていいので、お店を
持つこと!

お話しを聞いていて、全国にお店を持つ事が夢だと
いうのは素晴らしい事だと感じました!直美さんの
バイタリティーには、圧倒されそうです!!


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