3月5日18時より、博多法人会青年部会3月研修会
大宰府天満宮 味酒安則氏の講演がありました。

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味酒さんには、毎年3月研修会の講師をお願いして
おり、これで6回目。今では、味酒さんの講演が
青年部会の年中行事になっています。毎年
勉強になるお話です。

今回の演題は「米から生まれた日本酒」でした。

今の日本のお酒は、日本酒よりも焼酎といっても
いいぐらい焼酎がメジャーになった。海外でも
蒸留酒が国を代表するお酒になっている。
とうもろこしからできる蒸留酒はバーボン。
サボテンからできる蒸留酒はテキーラ。その地の
主産物を使い、造っている。日本酒もその意味から
言うと、お米を主産物として、日本のものとして
造っている。また焼酎も米や麦、いもを原料として
蒸留したものである。

お酒(日本酒)は中国から福岡へ伝わり、全国へ
広まったのではないかという説がある。博多湾は、
鶴の羽の姿をしている、非常に美形の港である。
昔から、中国よりたくさんの文化が伝わってきて
いる。また、有明海よりも博多湾の方が良く
利用されている。
日本で一番古い遺跡は、板付遺跡であるといわれて
いる。その頃の日本に、米が伝わってきた。日本人の
苗字はほとんどが2文字。百済人のほとんどが2文字。
中国や韓国の苗字は多文字。大宝律令発布をした頃に
百済人が日本にやってきた。そして、日本の地名や
人名を2文字にしていった。日本の地名や人の苗字は
1文字が多かったのだ。昔は「産(ウミ)」と読んで
いた福岡の地名は、「宇美」と変わった。また、
「安(ヤス)」は夜須に変わった。どんどん百済人が
2文字に変えていった。

日本の都市は、水が多い(川が多い)所がほとんど。
水系単位に所在している。また、デザイン都市に
なっている。これも百済人である。この百済人が酒を
持って来た。酒造り部を連れて来た。また、高麗人が
持ってきたとも言われている。百済人か高麗人が伝えた
お酒の作り方を学び、天皇へ献上した。それが味酒さん
の先祖。その時に気に入ってもらい、天皇から名前を
頂いた。その苗字が味酒(ウマサケ)。当時はそう
呼んでいたらしい。正に、味酒さんの先祖である。
お酒を最初に造ったのは、味酒(ウマサケ)家。

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お米は熱還元率が高い。女子柔道の谷亮子さんも、
試合前に「おにぎり」を食べる。熱の還元率が高い為、
力が出るのだ。また、梅干しを一緒に食べると、85%の
熱カロリーが還元できる。米は保存性に富む。5年は
ご飯として食べれる。5年を超えるとせんべいなどにする。
しかし、昔は20年保存しろと言われていた。
米を天日に干すと20年持つ。

合戦が盛んな時代は、米を炊くと煙の量で人数などが
わかってしまっていた。干し飯は、お湯をかけるだけで
食べられた。世界で米を食べているのは18%。小麦が
だんぜん多い。

~米の悪い点~
1.酸性が強い。
肉と米を食べる私達へ、海外の友人に変な顔をして
言われた。日本人は肉、米両方とも酸性を食べて、
体を酸性にしていく、と。血液は弱アルカリ性。
小麦粉はアルカリ性。だから、世界の82%が小麦粉。
しかし、日本には梅がある。小麦粉ではなく、米の
日本には日の丸弁当がある。

2.米は熱帯の食品
だから、苗床。23度になったら発芽する。だから、
日本でも出来る様になった。

3.米を作るのは水がいる
だから、水田という。世界の3倍雨が降る。しかし、
山岳国なので保水力がない。だから、木をたくさん
山に植えた。そのおかげで、日本は緑の多い国なのだ。

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米に付くカビは表面に付いても、中には入りにくい。
それを上手く利用しているのが餅。長持ちする理由で
ある。おにぎりは海苔でまくとカビにくい。高菜も
同じ。塩が長持ちさせてくれるのである。