10月8日8時から、ホテルクリオコート博多4階の宴会場にて、
博多法人会の朝の勉強会「博多一水会」が開かれました。
この日の発表者は、カウTVの高橋康徳社長で、
演題は「昨今の学生の様子と就職状況」でした。
高橋康徳社長は大学を卒業し、
テレビ局で8年間、報道の仕事をしてきた。
その後独立をして、真実を伝える仕事をしています。
現在の学生は就職情報が以前より多い。
リクナビとかの就職情報で検索にて希望が出せるため、
学生の方から、エントリーし、企業リストが出てきます。
よって有名大手から出てくる。
手軽に会社が出てくるため、学生のやる気や気持を出すところが難しい。
内定が決まっても「やった!入れた!」という“達成感”があまり生まれない。
内定も簡単に出るので、学生からのキャンセルも多いのが、今の現象。
また、就職を決めた学生からの話だと、
「ここに行きたい!」と思い、「働き甲斐がある!」
または「ここで頑張る!」という気持ちではなく、
「一流だから」、「上場企業だから」という理由で決め、
気持ちで決めている訳ではないのが、現在の現象です。
カウTVの調べでは、社長の話すビデオ見て感想を聞くと、
「行きたい会社は、全く変わってくる。」
ある意味、情報が一方的なことがわかる。
カウTVがやっている映像は、
1)顔出し
2)実名
3)真実
4)客観性
4つのことを表現するのを、使命として、映像を作っています。
企業が学生に情報を発信していく。
ある会社の求人のプレゼンのやり方で、びっくりしたのは、
来場している学生の写真を撮って、会社PRビデオのエンディングで、
さっき撮った学生が一人づつ出てくる映像を作った。
自分が出ている映像を見た学生は、自分がそのVTRに出たことで、嬉しく感じ、
その会社で働きたいと思うらしい。
カウTVでは、そこにヒントを得て、自社の求人に取り入れたのが、
2次試験を2次オーディションと変えて伝えた。
学生は、オーディションと聞いて目を輝かせた。
オーディションなので、自分を表現することを考え、
2次面接にやってきた。
学生は、ゲーム感覚で自分を伝えてきた。
求人の心得として
1)会社も学生にみられている
2)分かりやすく伝えること
3)興味を引きながら、学生たちに伝える
ことが大切です。
カウTVの高橋社長、勉強になるお話ありがとうございました。