6月2日19時30分から、中洲5丁目にあるIPホテル2階宴会場にて
博多経友会 第83回が開かれました。

なんと!博多経友会は、この6月で8年目を迎えることになりました。

この日の講師は、超・不動産宣言~未来へ挑む新しい事業展開~
三好不動産 三好修社長でした。

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おじいさんが軍人で、軍人を辞めて、粕屋郡で質屋を始めた。
その後、不動産業も始めた。
先代社長が、今の三好不動産の基盤を作った。
三好不動産は、創業60年になる。

昭和50年の前半に、大手不動産業者の三井のリハウスができた。
先代の社長が、不動産協会の会長をしていたが、
「不動産業界も大手が出てくるな?」と感じたと言う。

そんな時期、三好不動産は、賃貸管理を考え始動していた。
その頃、家主からお金を取って、賃貸の運営をやることはタブーだった。
ましてや、家主から仲介料と同じ金額の広告料もなかった時代だった。
そのころ、三好勉会長は不動産業界で、中小零細不動産会社が
生き残れるのは、管理業だと確信していた。
現在の三好不動産は、管理42% 賃貸仲介34% 売買仲介15%
その他周辺業務という割合。
不動産開発(デベロッパー業務)はやらない。
不動産開発業をやっている会社は20年もたないと感じている。
不動産開発はすぐ50億になり、100億を目指す。
50億の時に、50億の借金をして、時代が変わり、簿価(仕入値段)が値崩れを起こす。
そして、倒産の危機を迎える。

外国人支援プロジェクト
今、福岡に中国人が3,000人来ている。
10年後は、30,000人が福岡へ来る。
今後の中国人の住宅のついても三好不動産は考えている。
現在、日本の国際結婚は、17%になっている。
今年、社内に中国人の採用を3人した。

高齢者支援プロジェクト
30,000円で借り上げて、35,000円で転貸する。
オーナーも高齢なので、支払やローンはない。
だから、家賃を下げてもOK。

法人企業プロジェクト
10人の社員を配置して、現在では4,000万円程の
売上になってきた。
オフィス・テナントプロジェクト(飲食、医療、洋服、コンビニ)へ
アプローチをかけている。

福岡相続サポート
相続対策を不動産屋が提案するのは、まだ珍しい。
三好不動産では、管理を目指して業をやっていた。
不動産業者の39%が管理業を中心に行っている。
お客様の財産を管理していくことを中心にやる。
そのためには、どうしても相続対策のセミナーは必須だ。

オーナーさんも節税対策が必須。
資産の遺言も大切になってくる。
遺言を代行することで、オーナーさんの総資産がわかる。
そして、相続対策がはじまり、遺産分割が始まる。
資産を後継者が受けたら、すぐに遺言が始まる。
そのサイクルに三好不動産が関わっていく。

三好不動産は、150億の家賃集金をやっている。
だから、法対策も必須。

不動産は、分けることができない。
特に、住んでいると全く分けられない。
日本の財産の70%が実は不動産。
だから、この不動産の分与が問題になる。
不動産業は、やくざな商売に思われがちだが、
今後は、ファイナンシャルプランナーとしての
大事な仕事をやるようになったといえる。

新入社員研修と社員教育
内定者の勉強会
時給500円ぐらいを払って、行なっている。
もちろん、宅建主任者免許を持ってない人には、
自社で宅建の勉強会を行っている。
また、新入社員フォロー研修も行っている。
ロールプレーイング、物件確認、契約率チェック。
1年目社員フォロー研修など、これ以外にも多数の研修を
社員へ向けて行っている。

早起きは、3億円の徳。
毎朝1時間勉強する。
1日1時間。休日も休まず1時間勉強する。

三好社長は、朝5時に起きて、大濠公園を走っている。

社員に頭で考えさせる。
自分の成長のためにガンバレ!と三好社長は、いつも言っている。
世の中に偶然はない!必然ばかり!

最近読んだ本で紹介したいものがある。
「仕事の作法」
「日本で一番大切にしたい会社」
一番大切なのは、社員
二番目は、取引業者
三番目は、お客様
四番目は、地域の方
五番目は、株主       と言う。

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同業者として、尊敬する三好社長のお話は、
私にとっても、大変勉強になりました!

次回の博多経友会は7月7日、世界ラベルコンテストで最優秀賞を受賞した
株式会社創美の須藤英一郎社長です。シール印刷では、超有名な社長です。
ぜひ、ご参加下さい!参加希望の方はこちらから