4月8日朝8時より、博多法人会の朝の勉強会「一水会」が
ホテルクリオコートにて、行われました。

この日の発表者は石村万盛堂 石村善悟社長でした。
現在のこの不況。
先代は、不況をどう対処してきたのか?
石村万盛堂は世界大恐慌経験している。
しかし、その時は全く影響を受けなかったと言う。

今、石村社長は3つの教訓を掲げている。
1.創業の時に大事にしていた原点に磨きをかける
2.安心、安全に着目した会社
3.お客様密着度

この3つで社内を点検してみると、いろんな課題が見えてくる。
見えてきた課題は、デパートでの販売戦略。

今回、デパートブランドを立ち上げた。
店舗名も変え「シュワリ」
岩田屋店を出店した。
この店名の語源は、「守破離」(しゅはり)から来ている。
守---守る
破---破る
離---離れる
志し高き方は、何事も「守破離」の精神を心得なければならない。
もちろん、経営も一緒。
大事にしていた初心、原点を守ることから始めようと、命名。
「鶴の子」を原点に変化のあるマシュマロ専門店。
生のマシュマロをお客様へお出しする店。
生マシュマロを鶴の子に使った「ツルノコノノコ」を発売。
これは、今までのやり方を破る。新商品の開発を決行。
また、マカロンの間にマショマロを入れた、ギモーヴドゥマカロンなど
新商品を出している。
石村ブランドとは、違うデパート利用者用のブランドを立ち上げた。
今は、商品を買うお客様が毎日長蛇の列になっている。

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また、石村万盛堂の原点の「お客様のわがままを聞く」
「お客様のご要望に徹底すること」を今でも目標に掲げている。