2月4日朝8時より、博多法人会の朝の勉強会「一水会」が
ホテルクリオコートにて、行われました。

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キレイ堂 香川裕子社長のお仕事は、ハウスクリーニング業。
お掃除屋さんが来るというイメージの服装は、一般的につなぎ。
しかし、そのイメージを変えたくて、キレイ堂は、赤いエプロンにしました。

最近気づいたことは、お掃除は、あまり褒められない。
でも、掃除を続けてしている家には、幸せがある。
空気の流れがいい。

現在、キレイ堂では、お掃除コンシェルジュというものを始めた。
「この中で、お掃除が好きな人は?」と聞くと
女性の集まりでは1%
男性では30%
それだけの格差がある。掃除についての男女の意識の差なのです。
主婦(女性)は、毎日の日課として考える。
男性は、リフレッシュしたいと思い30%になる。

キレイ堂の講座をやっていて、言われるのは、掃除の方法をお教えすると
「こんなやり方知りませんでした。」
参加者の皆さんは「掃除はいいから勉強しなさい!」と言われ、
親から全く掃除を教えてもらっていない。

香川社長はバブル期、ガンガンの強きで、24時間働いていた。
仕事人間だったという。
しかし、そんな仕事を辞めて、リラクゼーションの店に勤め、結婚。
目まぐるしく、環境が変わった。
子供が生まれ、子育てに没頭。
主婦は大変なことを実感。
主婦と子育てをしていて、時間が欲しいと思った。
主婦として、効率の良い方法をを考え、行動していった。

そんなある日、子供を通じて知り合った、ママ友と親しくなり、話し合った結果、
効率の良い主婦業をそのまま商売にしようと決めた。
いまでも、家事を売っているのではなく、時間を売って仕事をしている。
「猫の手サービス!」といった、猫の手を借りたいほど忙しい方への
サービスを実行している。
今では、忙しい女性(働く女性)の味方になっている。
気持も環境もよくわかるので、お客様から喜ばれるものになっている。

世の中の一般的なお掃除業は、住宅賃貸の退去後の清掃をやっている。
キレイ堂のような一般住宅の清掃をしている会社は、
福岡では大手1社とキレイ堂だけ。

キレイ堂は、女性企業家を応援している。
いろんな方にのれん分けをしている。プチ独立をさせている。

今のキレイ堂は、顧客が多すぎて、ニーズが多くなってしまい、
顧客をこれ以上取れないのが、悩み。

お掃除をやってくれる人集めを目的として、
「キレイって気持ちいいんですね。」という“キレイコンシェルジュ協会”を立ち上げた。
会員は140人。
6回の講座で3万円、ランクアップ講座を2回で2万円、
合計5万円の講座に会員の方が参加されている。
たくさんの方が講座へ参加され、
“家庭が明るくなり、子供やご主人が掃除を手伝ってくれるようになった。”
という声が聞かれるようになった。

お教えするのは、
“水周りからお掃除。1ポイントだけ毎日する。1箇所ポイントクリーニングをする。”
母親が掃除をやっていると、子供がマネをする。
2か月続けると、ご主人がやりだす。

「換気扇をやろう!」「これは俺にしかできんやろう!」とやってくれる。
奥さんは、蛇口を毎日磨いただけなのに。
家族が、家をきれいにしていくそうです。
“お掃除でラッキーを呼びましょう”と香川社長は言う。

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当初、社員集めだった教室が、今では、
“お掃除で参加者の家庭へラッキーをも呼び込む”という風に、
思わぬ効果を生み出している。