今回の講師は 株)ペンシル
代表取締役社長 覚田義明氏です。

不安定なWEB業界で躍進するペンシル経営の秘密!
     ~後発だったペンシルが安定し勝ち続けている理由~

ペンシルは、インターネットのコンサルティング会社として、
調査から分析・企画・制作・開発・運用・効果測定など総合的に行っています。
1995年に創立。
13年目の現在、売り上げ6億円、スタッフは80名。

覚田社長が起業した当時から現在でも
同じ業界で活動している企業は、わずか数社。
とかく生存競争が激しいWEB業界(ホームページ制作)で躍進的に発展しています。

当初は売上6万円、自宅謙事務所家賃が1LDKで9万円と
2000万円の借金からのスタート。

スバ抜けた営業力もなく自宅兼事務所で、
どこよりも安くホームページ制作を受注していた覚田義明社長。

借金の支払いもできず、行き詰まっていた覚田義明社長でしたが、
当時の借金王だった大手不動産会社の社長に会いに行き、聞けば
「何か良い方法を教えてくれるかも?」と思い立ち、
その社長へ会いに行ったが、
答えは「もっと借金しろ!」と言われた。

当時、覚田義明社長はホームページを制作を1ページ15000円で受けていた。
大手は60000円。
しかし、金額が合わないので1ページ20000円に値上げした。
そして、「もっと上げたい!」と思ったが、
大手と自社との金額がそのうち30000円で同じになるだろうと、推測。
この、ホームページ制作の仕事もそのうちダメになることを予言した。

「なんか他に、良い方法は無いのか?」と考える日々が続いた。

あるとき、覚田義明社長は車を見に行った。
その時、高い車ほど値引が少ない事に気づいた。
そこで覚田義明社長は「200万円以下のホームページしか作らない!」と決めた。
すると不思議なことに、ある有名な美容専門学校から発注があった。
「ワクワク、ドキドキさせるページ!」を作ったらしい。

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「今度は500万円だ!」と思い、福岡でも有名な「めんたい」の会社へ営業に行った!
そこでホームページの事を聞いたら、半年でめんたいが3個しか売れてなかった。
覚田義明社長は「インターネットで”めんたい”は売れない!」とその会社の社長へ断言した。
そして、なぜ売れないかを毎月50個の「めんたい」プレゼントキャンペーンをした.
すると、6万人が、なぜ売れないかを教えてくれ、
インターネットでも売れる「めんたい」をこの会社は開発した。

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そんなやり方がうわさになり、営業はしなくても
一部上場企業から、どんどん発注が来るようになった。

ある大手健康食品会社からも仕事がきた。
この会社もインターネットで商品が売れてなかったのだ。
覚田義明社長は、その会社の社長に
「コンサル料は1本ですよ!」と言ったら、
なんと1000万円が振り込まれて来た。
覚田義明社長は、売れない原因を分析する為に、
トップ営業マンと売れない営業マンへインタビューをした。
その話を分析しインターネットでも対策を考えホームページを制作。
なんと!売上が7倍になった。

このように、現状分析が得意な覚田義明社長は、13年目の現在、
ペンシルを売り上げ6億円、スタッフは80名の会社に成長させた。

当たり前の分析をすれば良いことのように思える話ですが、
「なぜ売れないのか?」についてのヒントはお客さんや社員にあることを知り分析し、
それを売れる方法へ変換させてしまう覚田義明社長はすばらしい。
ペンシルは今の時代にあったビジネスをされていることが、
覚田義明社長の講演でよく解りました。
覚田義明社長本当にありがとうございました。

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