11月7日8時から、ホテルクリオコートにて博多法人会
朝の勉強会「一水会」が開かれました。

発表者は、西研グラフィック株式会社 並田正一氏で
演題は「技術立社」への道でした。

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西研グラフィックさんは新聞輪転機メーカーです。
九州唯一の輪転機メーカーで、新聞輪転機も大きい
ものから小さいものまであります。
新聞需要も昨今減っている現状があるので、大変
厳しい時代になりました。

父親が創業者。
修理からスタートし、世界レベルのメーカーになりました
「技術立社」を社是に、地道な努力を60年以上続けています。

新聞の歴史と役割
印刷技術の進歩に支えられ、発展してきました。
ITに発達でマスコミの中枢から脇役になって行って
います。

西研グラフィックさんのこれからの有望分野
・情報技術(IT)
・エネルギー(再生エネルギー)
・環境(空気、水)
・農業(食料)
上記を対象にした商品開発等を行っていきたいと考えています。

日本の技術者について
技術者を大切にしていない日本の特質があります。
また、技術者にも問題があり、視野が狭いし独創性に欠けて
います。その要因で、日本の技術が負け組になっているのです。

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これからの技術者に必要なものは、第一に創造性。キャッチ
アップの時代には必要とされず、むしろ歯車になるような
人材が重視されたが、これからは創造力を持つ人材が
求められています。

並田社長のお話は、これからの日本がどうあるべきか?を
教え頂くヒントになったように感じました。