8月7日19時30分より、IPホテルにて博多経友会が
開催されました。

120808-03.jpg

本日の講師はウェルビス悠愛株式会社 代表取締役社長
植木 理美(うえき りみ)
氏で、演題は「時代を変える女性
リーダーの経営哲学」でした。

植木社長は、平成17年の1月に立ち上げ、4月より柳瀬で
運営を開始しました。6名の職員で始めました。63名の
デイサービスを行える会社になりました。

最初は間借りから始めましたが、今はその施設を買い取り
自前の施設で行っています。

昭和35年生まれ。41年前の小学校5年生の時に、母親が
寝たきりになり、植木社長が学校へも行かず、付き添う
仕事をしました。介助人を雇うことはできなかったからです。

その時、お母さんのお母さんになるしかないと考えを改め、
介護をしました。

大変は仕事をやっていた植木社長ですが、天は自分たちを
見放さないと考えました。絶対に守ってくれる。そう、信じて
介護を行いました。小学校6年生のときに母親が亡くなり
ました。

2000年に、介護保険法が制定されたときに、天が助けて
くれたと感じました。

中学校の1年生から3年生までの間、弁論大会に出ました。
1年と3年の時に優勝。高校へ行きたいと言う内容でした。
私を行かせないと損をする。頑張って頑張って日本の為に
働きます。と心を込めて話しました。神様は味方してくれて、
植木社長は高校に行く事ができました。

 
120808-02.jpg
 
お母さんが亡くなった時に、お坊さんに「生きているだけ
でも親孝行。しかし、できることを確実にやることも親孝行
ですよ!」と言われた。

植木社長は、職員たちに生きるちからや知恵を生む
力が必要と教えています。必死に努力する。
運は偶然ではなく、運を呼ぶようにする努力をする
ことを教えています。今をしっかり受け止められる
「ちから」。「今」を人に教える。今度はないよ!
「今」を大切にして、生きていけるようにしていく。

現在は少子化の時代。しかし、子供を産んでも働ける
企業が増えれば、それは無くせると考えています。

男性は背中・背骨で語り、女性は、母性を忘れては
ならない。男性を開花させることも忘れてはならない。
この話をすると、怖い叔母ちゃんも優しい女性に
なります。

植木社長は、大きな大木のような会社にして行きたい。
地域の為になくてはならない企業にしていきたいと
考えています。大雨の時は、雨をしのげるように。
日差しが強ければ、日差しをしのげるものになりたい。

勝つと言うよりも、負けないと言うことの方が好きです。
負けないと言うことを重要に考え生きてい行きたい。

懇親会にて、植木社長が「やり直しはきかないけれど、
見直しはできます。」とおっしゃっていました。全くその
通りだと、改めて気づきました。

120808-01.jpg

植木社長、素晴しいお話をありがとうございました!