昨日30日、博多川に「船乗り込み」を観に行きました。

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「船乗り込み」とは、歌舞伎興行の際に、俳優さんが
「ご当地到着」を船に乗ってお披露目する歌舞伎独特の
伝統行事で、今や博多の初夏の風物詩となっています。

当社の近くの中洲の清流公園を出発。
「六月博多座大歌舞伎」に出演の役者さん達が、船に
乗り込みます。

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当社近くの博多川の橋の上や川岸には、出演役者さんを
間近で見れるとあって、たくさんの見物人で早くから
大賑わい!私も、スタッフさんから頂いた真っ白い
紙吹雪を手にして、役者さんの登場を待っていました。

やがて、三味線や太鼓の音が賑やかに聞こえてきて、
役者さんの乗った船が近付いてきました。
川岸からは、「山城屋~っ!」などといった掛け声と共に
紙吹雪が舞い、色とりどりの「のぼり」がはためき、とても
華やかな雰囲気。船は手こぎでゆっくりと進むので風情が
あり、役者さんの顔もよく見えます。

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船の移動に合わせて、川岸を走る人たちも多く、周囲の
見物人は大興奮!途中で全ての船が、博多祇園山笠の
「飾り山」が一年中飾ってあるぜんざい広場の前に集結し、
口上が述べられました。船がズラリと並んだ様子は壮観で、
感動しました!