8月5日朝8時から、ホテルクリオコート4階宴会場で、博多法人会
朝の勉強会「博多一水会」が行われました。

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この日の発表者は、福岡ソフトバンクホークスマーケティング株式会社 淵 郁子さん。
テーマは「パーソナルブランティング」でした。

出身は長崎。父親が転勤族だったので、高3までは大分。
英語が好きだったので、英語科ある大阪の大学に入学。
大学2年の時に、放浪の旅に出て大学を辞めた。
父親から「辞めるなら何かを目指せ!」と言われ、
東亜国内航空(前日本エアシステム)のキャビンアテンダントになる。
しかし、すぐに結婚。
結婚後、6年間アジアの子たちをホームスティの受け入れをする。
32歳の時に事情があり離婚。その時は、体重が80kgだった。

仕事に復帰。最初は鹿児島の大手企業へ。ワインや焼酎の販売を担当。
次は、ダイエットアドバイザーをする。これも2~3年で辞める。

そして福岡のコンパニオン派遣会社に勤める。
福岡ドームのスーパーボックスにてマネージャーを経験し、
接客の楽しさを学ぶ。そして、福岡ドームの親会社、
ソフトバンクマーケティングに引き抜かれ、営業に配属された。
しかし、スーパーボックスは売れない。売れなくて売れなくて、
頭に円形脱毛症ができた。悩んで、悩んで、悩んだ。

ある時、上司から「淵さん、6ヶ月間遊んでいいんだよ!」と言われ
いろんな勉強会へ参加。パーソナルブランディングを思いついた。
意味は、顧客に個人が印象を付いて商品が販売できる。
企業のブランドではなく、個人のブランドで勝負する。
「会社の商品と博多の企業をつなぐ接着剤の役割をしたい。」と
思い始めた。私のキャラクターをどう見てもらうかを考え続けた。
「とにかく数字を上げよう!」と決心した。
しかし「女性だから!」と言われる。
4倍も5倍も売上を上げてやろうと思った。
「私はこういう人間なんだ!」というブランディングを考え、
営業していこうと考えた。私の素で無く、お客様から見て、
認めてもらえる私を作っていく事が大切だと気づいた。

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「ソフトバンクホークスの中で、私のパーソナルブランディングを
確立していきたいです。「プロ野球ニュースを見たら私を
思い出してください!」と言っています。これも私のパーソナル
ブランディングのひとつです。福岡市民がひとつになれる・地域が
ひとつになれる事のお手伝いをしていると思っています。
どんなお客様にも、ソフトバンクがいいと言われる環境づくりにも
貢献していきたいです。」と、淵さんは仰っていました。