11月20日13時八仙閣2階宴会場にて、
博多法人会青年部会11月税務研修会がありました。
税務研修会には、毎年、博多税務署長にお越し頂いております。

今年も、講師は博多税務署出口長冶署長さん。
7月に赴任されたばかりです。
演題は「税務調査のあれこれ」でした。

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定年後と定年前の自由な時間は同じ。
出口長冶署長がライフプランのセミナーに参加し、
定年後どうやって過ごすかを書いて提出しなければならなかった。
自分の定年後のライフプランを立てたことがありますか?

しかし、出口署長はこのライフプランが書けなかった。
会食、入浴、テレビ、読書、ゴルフ、囲碁を入れても空白がいっぱいできた。
もう一度頑張って書くように言われたが、やっぱり書けない。

書けませんと先生に言ったら、「あんたは社会型人間だ!」と言われた。
仕事ばかりやっているから、仕事がなくなったら、することが無い。
定年後に何をするべきか?大きな課題です。

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仕事に厳しい出口署長は、
報告は縦 連絡は横 相談は集団のコミュニケーションと言う。
上司こそ部下に模範を示す必要がある。

もし、部下から相談を受けたら
1)援助をし
2)解説をする
ことがもっとも大切です。
理屈は良くわかるし、その通りだと思います。
しかし、これはなかなか難しいことです。

出口署長が言われるには、間違っても説明会をしてはならないそうです。
日本の山で3星に指定されているのは、富士山と高尾山。
高尾山は聞いた事が無い方が多いでしょう。
高尾山は東京にある標高599mの普通の山です。
しかし、高尾山は環境がいい。ゴミが一切無い。
そこに登りに来る方々の努力で行われていることです。
仕事もそうでなくては、ならないと出口署長は言う。

座右の銘
1)真剣だと知恵がある
2)中途半端だと愚痴がでる
3)いいかげんだと言い訳が出る
まさに、仕事人間の座右の銘。
真剣でないと知恵は出ません。どれだけ真剣かで決まる。
中途半端やいいかげんが、どれだけつまらないかが
解かる気がします。

この日は、税務署の裏話が聞けると思いましたが、
出口署長の今までの仕事に対する取り組みを学べました。
やさしい口調で、解かりやすいお話でした。
私たちにとっては、勉強になる話しがたくさんありあした。
博多税務署の出口長冶署長、ありがとうございました。