6月6日朝8時より東京第一ホテル福岡2階宴会場で
博多法人会朝の勉強会「一水会」6月例会が開催されました。

この会は毎月第一水曜の朝8時から博多法人会会員が参加し
朝食を取りながら、会員の中の2人を選出し
個人の事や会社のことを発表を聞く会です。

この日の発表者 (有)日の出の白石芳則社長の話が
とっても興味深かったので書いてみました。

有限会社日の出の白石芳則社長は脱サラから独立。

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雨にぬれた傘に付いているたくさんの水滴を「あっ!」と言う間に取ってくれる

「すいとるクリーン」 (雨傘ふき取り器)
を開発販売しています。

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雨の日、傘を入れるビニール袋は、年間1億枚程使っているらしいです。
傘をもって室内に入るときに傘用ビニールを使いますが、出るときはは捨てます。
考えて見ると、雨が降った時には、膨大なビニール袋のゴミが出ている事になります。
有限会社日の出の白石芳則社長はこれをなんとかしたいと考えました。

傘に付いた雨を取ってしまえば、ビニール袋は使わなくて済むのです。

そこで、白石芳則社長は、雨傘ふき取り器の開発を始めました。
できたのがこの「すいとるクリーン」なのです。

「すいとるクリーン」の開発にはたくさんの時間と知恵を投入したと
日の出の白石芳則社長は言う。

いろんな実験を繰り返しました。
傘の水滴をとる素材についてもいろんなものを試してきた。

今のものになった、ヒントは「赤ちゃんのオムツ」
「すいとるクリーン」は傘を差込んで2~3回上下するだけで
傘に付いている水滴はほとんど取れる。

考えて見れば「あかちゃんのオムツ」のおしっこを吸い取る力は凄い。

傘を使う人たちが「すいとるクリーン」を使うと
傘用ビニール袋ゴミがなくなります。

「すいとるクリーン」は環境にもやさしいのです。

しかし、まだまだ普及されていません。

販売する商品は「すいとるクリーン」に決まっているので
どんなところに販売するかを思案中。
話の依頼があればどこでも説明に行っていると言われていました。

有限会社日の出の白石芳則社長は
バイタリティのあり、すばらしい社長でした。