3月11日12時より待月庵
(花岡二三雄ライオン自宅 福岡県筑紫郡那珂川町)
にて南坊流初釜が行われました。

毎年たくさんの会員さんが参加されます。

南坊流初釜はお茶懐石なのです。
参加するに当たり、たくさんの作法を教えていただきます。

始めに、庭に出て、両手を洗い茶室に入ります。

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柄杓の持ち方や手の洗い方など、作法があります。

座敷に通され全員席に着くと、1人1人へ、ご飯と味噌汁
お刺身を載せたお盆を運んでこられます。

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両手で取らなければいけません。
これも作法です。

正客が箸を取ると、皆さんも箸をとり料理をいただきます。
食べ始めると、箸の置き方が変わります。

お箸は、お盆の左端を箸置きとして使い
置くようにしなけらばいけません。

しかし刺身に箸を付けるてはいけないのです。

お酒が出てくるまでは、刺身には箸付けません。
作法を1つ1つ覚えます。

お酒も上座から。

最初は注いでくれるような動きをされるのですが
私どもでやりますと言って、自分達で杯に注ぎます。

注方は、上席から順に回して注いで行きます。
これも作法。

料理もご飯も上席から順番に廻ってきますので、箸で取ります。
作法は大変なのですが、料理は味が良く
とっても美味しいものでした。

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料理が出終わると、たくわん、漬物と
おこげが入ったお白湯が出てきて
それで自分の使ったおわんと皿、杯、箸を
きれいにします。

最後に懐紙で拭いて終了。
お盆の右側を置きにして箸を置きます。

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正客の合図でお盆の端からお箸をお盆に落として、食事終了。
休憩です。

食事だけでも多くの作法があります。
覚えなければ・・・・

ドラの音がなり、お茶会開始。
全員席に着き、お茶会スタート。

シーンとした雰囲気の中、お茶をたてます。

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今度は、お濃茶。
このお茶は4~5人で飲みます。

このお茶も作法が難しい。

飲んだ後に、懐紙で飲んだ所を拭かなければなりません。
毎回うまく出来ません。

2服目は薄茶。

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やっと普通のお茶が出て来ました。
これは、いつも教室でやっているので
作法はあらかたわかります。

薄茶をいただいて
福岡くしだライオンズクラブ南坊流初釜お茶会終了。

集合写真です。

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ご準備いただいた、花岡二三雄ライオンと
川口先生他お手伝いの皆様
ありがとうございました。