福岡大学「起業時の実態調査プロジェクト」経済学部
ベンチャー企業論を受講している学生さんの発表会に行って来ました。

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福岡大学経済学部経済学部ベンチャー企業論を受講している学生さん24人が
起業後12年以内の起業家100人の実態を調査を昨年1年間かけて行っていました。

福岡国際ホールの会議室に、その調査に協力下さった
企業家30人ほどを集めて発表がありました。

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「起業時の実態調査プロジェクト」
福岡大学経済学部ベンチャー企業論を受講している学生の代表で

4年生の上村真一君の話では

今までの調査記録としては、国民生活金融公庫が調べた【新規開業白書】で発表されていたデータしかありませんでした。起業家が、開業時に資金を借り入れするのはまれで

今回調査した100人には借り入れをした人がほんの一握りしか存在しなかった事がわかりました

1000通のDMと商工会議所や中小企業同友会の方々の紹介で
100社のインタビューによりデータを収集し取ったデータでは

起業した業種が異業種のケース        60%
起業した年齢                35歳
起業時の企業形態              63%その後法人に80%
小学生、中学生で学級委員の経験がある    60%
長男、長女は                72%
学校の勉強は役に立っていない        61%

なかなかおもしろい調査結果が出ています。

私が思うのには、今までに何らかの調査があってデータとか蓄積されていそうですが
【新規開業白書】しか、データが無かったのであれば、大変貴重なデータなのでは。

この、起業時の実態調査プロジェクト福岡大学経済学部ベンチャー企業論を
受講している学生さんはこれからも続けると言うことなので
ぜひ頑張ってほしいもにです。

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